[via fortinbras]
実は日本だけでなく世界でも親しまれている果物。品種の原産が必ずしも日本とは限りませんが、
「Kaki」と品種の「fuyu - 富有」は世界でも通じる名称だそうです。
「BoingBoing - TasteTest: Persimmon」より、
日本では「Kaki」と呼ばれ、ほぼ例外なく苦味のある柿を表現するために形容詞「shibui」がある。これは他にも
ジョージ・クルーニーのような白髪混じりの老いた男性にも使われたりもする。
また世界の生産量のトップスリーを中国、韓国、日本が占め、中国では気を調整するものと信じられており、
胃腸薬としても知られ、ビタミンCやBが豊富。
韓国では、フルーツパンチのような伝統的な飲み物「スジョンガ」の為に干し柿が使われ、韓国焼酎「ソジョ」によく合う。
アメリカではこの時期になるとレストランで「fuyu - 富有柿」がサラダや肉料理の付け合せとして出される。
以下、この記事についたコメント意訳。
Anonymous
メキシコじゃ身近な食べ物。特にソノラ州にある都市エルモシージョなんかじゃ柿はごく普通だし、日本よりも安いよ。
トライしてみてくれ。
Anonymous
熟れたモノを木からすぐにでも収穫したものなら、こんなに甘いものは地球上にないね。
メキシコにある、うちらの家には柿木がアボカドの木のとなりにある。
Francesco Fondi
パーシモンは「Kaki」って意味なのか?イタリアでは日本と同じように「Kaki」って言ってる。柔らかくなたときに
食べてるよ。ときどきウィリアムリキュール[洋なしのリキュール]を掛けて食べたりするね。
maralenenok
凍ったのやシャーベット状の柿を食べるのはモスクワの冬での楽しみだったんだ。アメリカじゃほとんど
食べなくなったな。が、昨日、冷蔵庫に何個か入れといた。数週間の間ににそれを食べるつもり。冷蔵庫に
入れとくと渋みが少なくなってるからね
tiemposbuenos
ブラジルじゃ柿は「caqui」って呼ばれているよ。日本語から来たのは間違いないと僕は思っている。柔らかく、
かなり甘いやつが僕の好物。鮮やかなオレンジカラーがとってもキレイだしね。ハマっちゃうよ。
Thac0
昔から柿は嫌い。甘すぎてその上渋みもあるから。まあ、凍らせてトライしてみるべきかな。
Anonymous
柿やパーシモンの本場はブラジルだろ。百年前、ブラジルの南西の場所に日本移民がいたから、二世や三世が
最高の栽培技術を持ってきて、この世界でも肥沃な大地に適応させたからね。日本人が俺たちのところに
やって来ると驚くから。味、ジューシーさ、サイズ、フルーツの豊富さ、柿だってそう。もし君らがここに来たら、
ここでのことを誰かに話したり、見たものを比べたりするだろうね。
「rama forte」、「giombo」、「fuyu - 富有柿」はかなり違う三つの品種。その違いに驚くだろうね。
paulatz
イタリアじゃ「caco」と呼ばれているよ。いつもくだらないジョークの対象。
(caco/cachiは私/あなたはクソするって意味。)冬のフルーツとして、これは自分の意見だけど、グッドなフルーツだね。
輸送に耐えられなくて運搬するのが難しいから、生産地から離れると高くなるんだなと自分は思ってる。
完全に熟してるなら、渋みなんては全くないけど、味見しないで判断するのは難しいな。二つのタイプ、
一般的に食べられるものとして、二種類の収穫方法があるんじゃないかな。固いのと(少しバニラの香りがして
甘さ控えめでグッド)と柔らかいやつね(かなり柔らかくジューシーで甘い)。
オレンジや他のかんきつ類より前に食べごろになるし、不味い冬のリンゴの代わりとして出回ってくるのが良いよね。
だけど、大好きなフルーツとは考えないかな。
Anonymous
渋みがあるなら、多分食べごろじゃない。あと品種が悪いんだな。ドングリみたいな形をしてるんなら
かなり柔らかいはず。
俺はまだ固めでクリスピーな食感がある「fuyu - 富有柿」が好き。
MrsBug
なつかしい!沖縄に駐留してたときに初めて柿を食べたね。俺は好きだったよ。
Anonymous
ドイツでは「シャロン・フルーツ」か「kaki」として知られてる。パンプキンみたいな平らなのと、先っちょが尖った、
二つの違うタイプが手に入るよ。
SmartTraveller
イギリスじゃ見ない。でも試したら好きになるんだろうね。
regeya
祖母と母が柿プディングをよく作って来れたな。ブレッドタイプのプディング。
それにミルクやクリームをよく掛けてたよ。
今になって食べたくなってきた。運良く柿があればだけどね。:-P
Aloisius
自分が理解するところじゃ、もっとも品種がある日本のパーシモンだけが「Kaki」と呼ばれてる。他にも二つあって、
アメリカ東海岸原産のアメリカンパーシモン、南ヨーロッパや西南アジア原産のデーツプラムがギリシャ神話を
由来として神のフルーツ「パーシモン」と呼ばれてるんだよな。
どっちにも、渋いもんやそうじゃない柿がある。
dexcox
日本のリンゴとして知ってたな。
Rukasu
中国に住んでた頃はよく食べてたよ。楽しめるものじゃなかったね。けど中国共産党が外国人教師である私たちに
それをくれたことがあった。とても甘いだけど、ユニークな味がなくて甘いだけ。口と歯によく粉っぽいものが残って
なんだか、生のほうれん草みたいな感じだった。
Anonymous
ここロンドンのPortobellマーケットでも売ってるぞ。(Sainsburys、Tescos)と言った別の場所でも、見たような
気がするな。パーシモンじゃなくて、シャロンフルーツやカキフルーツと呼ばれてるね。
かなり甘くて味わいが無いのばっかり見つけてるよ。何か見逃してるに違いない。またトライしてみるべきだな。
ameca
この記事を読みながら、朝食としてヨーグルトと一緒に柿を切って加えたものを食べてた!完熟してない
リンゴみたいなクリスピーな食感が好きなんだよ。はちみつとヨーグルトが「Shibui」っぽさを打ち消すんだ。
友達はとカレーとよく合う柿のチャツネを作るね。
Anonymous
アルバニアじゃ「huruma」って呼ばれて、多くの木があるよ。冬のフルーツで生のままで食べるね。
amoration
ベストな味付けとしてスイートポテトかリンゴと柿を混ぜる、パイのためにね。スイートポテトと混ぜるっていうのは
グッド。糖尿病用にと糖分をカットすることにもなるし。
一年でこの時期のなると柿のサルサを作るのが好き。簡単だし。庭から取ってきた唐辛子と合わせて柿を
ローストしたり、コリアンダーやトマトなんかの他のサルサの材料を加える。これが旨いんだよ。グッドなフルーツ!
Anonymous
日本語とロマンス諸語、名称はホントにほとんど同じなんだね。
Caqui (スペインとポルトガル)
Cachi (イタリア)
kaki (日本とフランス)
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23 コメント:
渋いってお茶とかにも使わんか?
方言か?
失礼しました。これは私の翻訳ミスです。
「ほぼ例外なく」が正しい表現だったようです。
天橋立で売ってる干し柿が一番美味しかった。
干しガキ最高だよね
ショートケーキ?プリン?そんなのゴミだね
干し柿って割と高いんだよね。
子どもの頃は祖父母の家で作っていたから嫌になるくらい食べさせられた。今その祖父母はもう居ないけど。
渋柿を食ったことあるんだけど
今まで食べたどんなものよりも、
酷すぎる。
渋いって言葉を使うけれど、
そんなものじゃない。
劇薬だ。
口がしびれて、唇が意志に反して
勝手に※みたいになる。
しばらく舌先が石化して、
もとに戻るまで時間がかかる。
渋みというのは「苦味」とは全く違った味だよね。
うがいしてもうがいしてもいつまでも何か舌の上にザラザラ残る感じだし。
確かに口が*になるw
渋柿こえぇぇ…味が想像できないw
お歳暮でもらった花御所って柿がおいしかったなぁ
渋柿の渋さは
味覚とかじゃなく
口を洗わないとダメなもの
食べ物じゃない
渋は抜くことが出来る。きちんと渋を抜いた柿は甘柿より甘い。
ところで、パーシモンは柿に似た別の食べ物。柿がパーシモンに似ていたので「日本のパーシモン」として向こうに紹介された。そのせいでパーシモンと呼ばれているらしい。しかし実際はまったく別物。最近は柿の認知度が高まってアメリカでもkakiで通じるらしいが。
桃栗3年柿8年…
原産地は日本または中国といわれている、日本発祥であることが
定説になってるあたり珍しいな。
皮むくときにぬるぬるするのは何とかならないもんかな。
あと種は辛くない
今は干し柿のシーズンだしね。
渋みの原因はタンニンなんだって
日本に流通している柿の6割程度が渋柿みたい、それを渋抜きして販売してる
タンニンは取り除くんじゃなく水に溶けないようにする
二酸化炭素で充満した箱に1日程度入れてその後2・3日放置するとタンニンが水に溶けなくなるので渋くなくなるんだって
祖母が渋柿で干し柿を作ってた。そうすると甘くなるとか。
でも、柿は好きじゃないなぁ・・・
味というより真ん中にあるドロドロのが好きじゃない。
あれって品種によって、あるのとないのがあるのかな?
おもしろい記事
ちょっと待て。
まさかとは思うが、ここでコメしてる日本人に聞きたい。
甘柿、渋柿、干し柿というキーワードしか無いが、まさか「熟し柿」を知らないとか?
いや、知らないのを非難するわけじゃない。熟し柿は市販ルートに乗るような物じゃないから若い人が知らないのは無理も無い。
俺はオヤジだから知ってるが、昔は買ってきた柿、あるいはそこらの木からもいできた柿(主に渋柿)を、中身がドロドロの液体状になるまで熟成させて食べる習慣があった。風呂の残り湯に一晩漬けるような強引技もあった。これを「熟し柿」と言う。恐らく日本全域にあった風習の筈だ。
熟し柿の食べ方は、箸か何かで皮にちょこっと穴を開けて、そこから口でチューチュー吸い込むという、言わばタガメ方式だ。
ネットで画像を探したけどなかなか見つからない。辛うじて近いのは↓の画像だけど、本当の熟し柿は完全に液状化して芯や組織の形は残らない。
http://plaza.rakuten.co.jp/OmMaNiPadMeHum/diary/200810260000/
熟し柿を知ってるかどうかで、ブラジル人(←ここ重要)のコメントの解釈が違ってくるよ。
> tiemposbuenos
> 柔らかく、かなり甘いやつが僕の好物。
熟し柿、初めて知った
こんなのもあるんだな
外国人は結構ずる柿が好きな人が多いのかな?
私はあの食感が受け付けないわ…
噛んだらシャクっと割れるぐらい硬い柿が好きだなー
まあ柿のお化けが寺の小僧に排泄物(本当はずる柿)を食べさせる昔話のせいで、ずる柿が嫌いになった確率も高いけど…w
蒸柿は一番味が落ちるって書いてあったな
一般的には焼酎をヘタにつける方法が多いんだって
熟した柿の香りは、たまに酔っ払いの吐く息に例えられたりするなw
渋柿を渋抜きした柿の方が美味い
カキの渋みはタンニンだからいくらでも落とす方法はある。渋味でカキを否定するのはちと違う気がする
田舎では渋柿の渋みを抜いて、甘くして食べます。さわし柿と義父は言いますが美味しくてスキです。方法はいくつかあるそうです。
毎年義父が作って送ってくれます。たぶん地方では呼び名が違えど同じようなことをしているのではないのでしょうか?
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