2010年1月18日月曜日

アメリカの女性像の未来と日本の少女マンガ。


アメリカでは日本よりも男女平等であり自由なイメージがありますが、テレビや映画に登場する女性キャラクターでは
必ずしもそうではないと女性向けの情報を扱うブログ「Jezebel」が指摘しています、そこで「こうあるべき」と
参考にしたのが日本の少女マンガ。数多くある少女マンガの作品をいくらか取り上げ、記者の視点から
少女マンガの良さを説いています。

[Jezebel - Memo To The Media: In 2010, Add More Dynamic Female Characters]より、

アメリカのエンターテイメントではダイナミックな女性キャラクターを探ろうとすると、徹底的な男女差を
作られる問題があり、その原因は18歳から30歳になる男性の視聴者の要求や男性向けの広告収入を
獲得するため、男らしさ、女らしさを強調するそうです。この現状を見直すものとしてこの記者が参考したのが日本の
ポップカルチャーとなったわけですが、ジェンダーへのユニークな視点とコンテンツのクリエイション、そして
マーケティングがその参考の理由としています。

日本の文化とはアメリカよりも性別を超えるような行為行動が認められ、柔軟で様々な概念があるらしく、
そしてまた、日本のメディアミックス文化は海外からの影響を強め、たとえ見当違いのコンセプトだったとしても、
否定されることがないと著書「バービー人形とモータルコンバットを超えて」を引用し説明しています。

「女性をメインとした物語が多く、だからと言って性差別からの自由モノになったりしない。女性によって作られ、
女性向けのコンテンツを数多く選択することができる。」と述べる記者が映画またはテレビなど、アメリカのハリウッドや
テレビが考えるべきとする女性のキャラクター設定を以下の通りにまとめています。


アクセサリーより多い女性キャラクターの性格


紅色HERO」ではバレーに打ち込むボーイッシュな女の子が登場し、主役のキャラクターは魅力的で、
礼儀正しくかなり一直線の性格。もちろん、恋愛への興味があるものの試合への特訓を為ならためらう事はならず、
チームの仲間と一緒になり、他のチームに勝とうとチャレンジすることに一生懸命に。男性よりも、女性
キャラクターの存在感が確かなところが特徴的とのこと。また、「砂時計」では暗い過去を持つ主人公が
乗り越えて行くもので、一見若者向けのラブストーリーに見えるものの、読む進めることで明らかになっていく
本当のテーマは成長という時間と恋愛に対する変化であり、歳とともにいくつモノの層を重ねた主人公の性格が
成長していき、成熟していくところに面白さがあると評しています。


職業別での女性達の物語


高身長、高学歴で優秀な主人公が登場する「きみはペット」は典型的なマンガスタイルとなっており、ある青年が
ペットとなるようなあり得ない状況となるものの、年上であることや付き合い、寂しさ、そして私たちにとって望むような、
ストーリーになっていると記者は見ています。もしこれがアメリカでの話ならば、メリル・ストリープが恋愛や
生活の様々な場面で高齢の女性を演出する作品を独力で打ち立てるか、もしくはそれが他の女優の
立案だったとしても、難解な女性像となり、気がめいるような描写に関心が置かれてしまうことで、陽気で
いじわるなガールフレンド、またあまりにも率直な恋愛といったものは対象外とされてしまうそうです。


働く女性


Spicy Pink」という作品では仕事と人間関係のバランスを扱っており、ストーリーの展開はゆっくりとしているものの
キャリアを優先し、他の女性との友情関係を保ちつつ、20代後半を働くことに時間を多く費やす女性を見るのは
リアルさがあると述べています。


原作に忠実である




ドラマにもなっている「ホタルノヒカリ」に登場するヒロインは魅力的な職業と言えるインテリアデザインの
会社に務めるものの、実生活ではその逆と言えるような私生活で、男に興味が無いだけでなく、実際は
あらゆる物に興味がない主人公は同僚から干物女になってしまうことへの警告を無視してしまうようなキャラクター。

記者によると、よくある恋愛の三角関係をひねったところに面白い特徴となっており、主人公はカンペキではない
自分の姿が好きと言うのは、男性に張り合うために争うダイナミックな女性のあり方に対しでよく議論の的に
なるそうです。

また、日本のドラマの場合、ヒロインのキャラクター設定がそのままで通ることにも言及しています。


NANA in general




ヒット作品である「NANA」は女性における様々なストーリーをまとめられ、恋愛、人生、仕事と名誉を扱う反面、
物語の軸となるのは、お互いの個性と弱さ持つ二人のナナの友情。この作品がここまで人気になったのは
可愛らしさに媚びる作品ではなく、20代の二人がそれぞれ自分たちの力で生き抜いていく。それが人気になった
理由の一つとしています。

ハリウッドがこの二人の女性キャラクターが映画をヒットに導くものとは懐疑的には、この「Nana」人気によって、
こういったキャラクターの表現といったものが広がりを見せていくだろうと記者は考えているようです。



以下、この記事についたコメント意訳。

biancajames
この記事で幸せになっちゃう。独身の女性として20代の前半を日本で過ごした苦い体験のなか、日本語で
「きみはぺっと」と「Nana」読んでたけど、これらの作品は自分をまともにさせてくれたものだったね。


Waterlily
おかしいな女性のような「shojo」マンガのバカっぽいところが結構好き。「josei」が広く知られるようになったのも
いいよね。それに「Nana」はラブリーなアートワークでファンタシティックなストーリーだし。映画化されたのも
それが理由。ほかにも、私がおすすめなのが、女性キャラクターがあるバックボーンといろんな出来事を見せる
ライフ」。マンガやテレビシリーズでも、特に学校内のいじめを扱ってるの。


laurenguitar001
「Nana」は好きだけど、「Paradise Kiss」の方が大好きだね。イザベラのキャラクターなんかが特にそう。

他にも好きなものと言えば「よつばと!」。可愛らしい作品で5歳の少女がシングルファザーによって育てられてて、
近所に住む三人の姉妹とそのお母さんと仲がいいんだけど、その作品に出てくる女性キャラクター全員が
ワンダフルに描かれてる。

それと「エマ」も。二人のキャラクターのロマンスがしっかりと書かれている一方で、脇役にも焦点をあててるね。
例えば、家庭教師になる、貴族になる、女性など。続編では下層階級から中流階級の女性達にも焦点を当ててる
短編集もあるね。


MsCongeniality
「Nana」も「きみはペット」も好きなんだけど、女性に関するマンガとなると、私の好きなタイトルは「サプリ」だね。
人生と仕事とのバランスがあるドラマでリアリティが多く盛り込まれたものになってる。それと「愛すべき娘たち
と呼ばれる一冊の作品は素晴らしい人生の一片を扱った作品だった。東京で生活する様々な女性を当てて
いろんなストーリーラインがある。出来ればもっと多く読みたかったなあ。


Theomeny
この記事はいいと思うけど、私は日本のアニメーションとマンガ産業について気になってる。萌え文化が
大きくなればなるほど、小さなアニメーションスタジオが閉鎖してる。小さくてニッチなところが残ると
いいんだけど。


ginseng_you_sing
萌え文化って何なの?


Theomeny
日本のスラングだよ。文字的な意味じゃ発芽だけど、実際は思春期を意味する。少年や少女が「萌え」って言うと
その場合は「若い女の子」として受け止められるものだね。

つまり、アニメやマンガでの小さな女の子を性愛対象にしてしまうこと。宮崎駿が萌え文化の人気に
心配してた。


世界遊牧民
「Nana」と「きみはぺっと」が好き。アメリカのメディアでもそういうキャラクターを見てみたい。けれど、
アメリカの
テレビで放映されていた「Daria」は素晴らしいキャラクターだったなんて、まず思わない。


illegalseagull
この記事を見て嬉しかったけど、少女マンガでの女性のセクシャリティに関する扱いが私にとって悩む
ポイントだったりする。そのところまでこの記事は扱ってないね。


flufffox
セクシャリティを扱った「shojo」マンガは、アメリカの作品よりもダメだったりすることは少ない。その作品の名前は
思い出せないけど。話題にするものとしてカジュアルなものだし、アメリカのものと比べて健全でしょ。


lchen
どうやって、マンガやアニメが男の子向けや女の子向けのカテゴリーに分けてるのかって考えたんだけど、
それと同時に「Nana」が好きっていう男の子を知ってるんだよな。自分は「shounen/senien」系のやつが
好きだったりするけど。一般的に日本のモノにはは性別や年齢別のジャンルのためにかなり明確に引かれた
ラインがある。作品のなかには読者のために目立ってたり、さらにラインがあったりするね。日本のメディアの
全部がジェンダーラインを何とか受け入れられるようにしてるとは言えないけど、あるものはかなり上手くやってる。

アメリカのテレビでは、決まりきった型を壊そうとしてる番組があると思う。「Fringe」は複雑な事情と強さが
ある主役の女性キャラクターがいて、素晴らしいアクションドラマがある。ほかにも「Better Off Ted」は
コメディやってるけど、女性が笑わせる部分で盛り上げることをして、ジェンダーとしてのバランスがあるよ。


lijakaca
「紅色HERO」は最高だね。高梨みつば氏が書いた素晴らしい作品だよ。ただ、日本のメディアが英語圏にある
メディアよりも性差別が小さいと言う主張はどうかと思う。いろいろな事情で女性キャラクターにより露出や
力を与えて、ここまで来たわけで、マンガには「ボーイズ vs ガールズ」と言った区分けがしっかりとあるんだよ。
女の子向けのコミックではそういった事がやや抑えられているけど、一つの分野になってないね。男性向けの
情報から離れようと成長した女の子向けのコミックは、女の子と男の子との違いを付けるため、結果的に
うちらにもあるテレビや映画のような、よくありがちな典型的な女性キャラクターになってる。


Elizabeth Johnson
こういう事をいろいろ議論することになるなんて幸せ。いろんな理由で「josei」ジャンルが大好き。「素敵に
なるために素敵な女性である必要がない」そういう作品が私は好きだからと言うのが理由の一つ。

アメリカにあるシリーズのほとんどが、強い女性キャラクターは体力的な強さに頼ったり(例えば、バフィー
 ~恋する十字架~)、精神的に完璧な女性だったりするからね。

美しさをコントラストするために体力や精神的な強さを見せる。そうでない限り、強さのあるキャラクターと
見なせる女性キャラなんてまず眼にすることなんてないよ。

「NANA」を見て、「大崎ナナ」の精神的、体力的な強さを楽しむことができたし、それだけじゃなく「小松奈々」の
振る舞いのせいで強い女性とではないけれど、そうとも決めつけられない彼女を好きになってきて、自分と
馴染むことができた。そのおかげか私にとって自信をもらえる作品になったよ。

31 コメント:

匿名 さんのコメント...

翻訳ありがとうございます。
最初のコメント、日本で過ごした苦い経験とやらと、少女漫画がそこから救ったという因果関係がよくわからないんですが。
その少女漫画は、彼女の日本における苦い経験に共感するような、もしくは解決出来るような内容だったわけなんだろうか?

匿名 さんのコメント...

こういうマーケティング分析や合議制(似非民主主義)で作品を作ろうとする姿勢こそがアメリカのコンテンツの脆弱性だといつになったら気付くことやら。
幸か不幸か日本のマンガ、アニメ産業は零細産業であり、選択の余地無く作家個人の資質に依存している。結果産まれる作品は必然的に独裁制/作家主義の作品であり、女性作家の作品はフィルター無しに女性の感性を反映する。それだけの話。

匿名 さんのコメント...

アメリカの映画監督が好きな作品を作れなくなってきた理由が良くわかる。

匿名 さんのコメント...

つか欧米の方が本質的に日本より男女差別がでかいだろ。
だからこそ差別だフェアだって叫ぶ必要があるわけで。

ファッション以外の女性向け娯楽コンテンツの貧弱さがなによりそれを物語ってるし

匿名 さんのコメント...

>2010年1月18日23:47 さん
それが「アメリカのコンテンツの脆弱性」に見えることには同意するけど
実際はそのフォーマットが世界中で一番受け入れられ
稼いでいるコンテンツフォーマットな現実があるわけで・・
日本のそれは魅力的かもしれないけど商業的にはイビツさを抱えた上で大成功とはいえないものがほとんどなワケで・・

匿名 さんのコメント...

欧米での男女差別の捉え方って、社会的な地位の差ばかりが焦点になってる気がするな。
人間の生活って、出世だけじゃなくて、衣食住とかもあるわけで、むしろそっちの方を優先してる人間の方が男女限らず多いと思うんだけどね。

地位の差が無い社会は、社長や政治家になりたい女性にとっては良い社会かもしれないけど、その他の圧倒的多数の平凡な女性達にとっては、自分たちの消費活動が出来ることの方が生きる歓びになるんじゃないのかな。

もちろんそのどちらも兼ね備えた社会が一番理想だけどね。

匿名 さんのコメント...

日本の少女漫画って一部のマニアックな男性を除けばほとんど女性しか読まないものでしょ。実際表紙とか普通の男が買えるようなものでないし。
日本では少年漫画が男女両方に受け入れられてるのに対して、少女漫画は専門的に女性が対象であるという条件の違いを海外の人は理解しているのだろうか?
あと欧米でロックやデスメタルがでてきたのは、平等とか正義とか神とかいった押し付けが必要以上に重いせいであると思う。創作活動で男女平等、人種差別反対を強調しなければならない社会なんて狂ってる。物語は混沌としているほうが面白いんだよ。

匿名 さんのコメント...

でも社会的に出世できるか出来ないかといえば、
欧米の方がはるかに社会的に出世できる道が開けているといえるだろうね。

匿名 さんのコメント...

>日本では少年漫画が男女両方に受け入れられてるのに対して、少女漫画は専門的に女性が対象であるという条件の違いを海外の人は理解しているのだろうか?
少年漫画を読む女性だって「一部マニアック(笑)」な女性だよw

匿名 さんのコメント...

自分は女だけど少年漫画も少女漫画も青年漫画も、内容が濃くて面白ければ読む。
そういう線引きって勿体ない気がするけどな。

匿名 さんのコメント...

>少年漫画を読む女性だって「一部マニアック(笑)」な女性だよ
今や、少年週間ジャンプを読んでる3割が女性だそうですよっと。
まぁ、自分のように少女漫画も読んでる男はマニアックで間違いないんでしょうけど。

匿名 さんのコメント...

たしかにハリウッド製作の「カッコイイ女」って、片端から男に噛みついているよね。意識的に「闘争の図式」が込められている印象が強い。

匿名 さんのコメント...

>宮崎駿が萌え文化の人気に心配してた。

あんたが始めた張本人でしょうがw

匿名 さんのコメント...

男子でも、面白ければ、
少女漫画を読むよ。
ただ、少女漫画の情報を得る
機会が少ない。
彼女とか、姉、妹とかいる家庭なら、
漫画の共有ができるのだろうけど。

匿名 さんのコメント...

「きみぺ」が海外のマンが読者にも愛されているようで嬉しかった。
しかし、欧州某国の本屋で見かけた英語版「きみぺ」の英語タイトルは「犬の様に好色」とかそんな感じの名前になっていて、大変切ない気分になったもんだぜ。

匿名 さんのコメント...

少年漫画にでてくる男性主人公は女性にとって魅力的だが、少女漫画に出てくる女性主人公は男性にとって魅力的じゃないからな。

後者の理由として、少女漫画の主人公の多くは平凡な少女であり、且つそれなのに多くの男に言い寄られて、そいつらをポンポン振っていくことや、金持ち美人から男をとることを楽しむストーリーになっているからな。

結局、少年漫画に比べたらまだまだ個性的とは言えないね。ジェンダーなんて、女自身が拒んでいるような状況。

匿名 さんのコメント...

また萌えがでたらめな解説されてる・・・
もっともらしくそういう定義を触れ回ってる人でもいるのかね

匿名 さんのコメント...

まあ、小児に対する萌えはわかり易いものだからな
ただ時と場合によってはおじいちゃんや無機物にすら萌えちまうのが日本人だということは理解して欲しい

匿名 さんのコメント...

>>16
そういうジャンルなんだからしょうがない
雑誌と読者層を考慮に入れれば必然だろ
あとジェンダー的には少女漫画の方が上だと言わざるを得ない

>少年漫画にでてくる男性主人公は女性にとって魅力的だが~

いやその理屈はおかしい
少年漫画>少女漫画のレベル差は明らかだが、登場人物の魅力なんて作者の力量に依りすぎる

匿名 さんのコメント...

>>19
少女マンガは少女マンガだろ。別にそういうジャンルじゃない。
少年漫画がそうでないようにね。

少女マンガ=男女逆転ハーレム漫画だと思っているなら、議論に値しないな。思い込みがひどすぎるんだもん。
こういう読者は、少女マンガの将来において有益とは思えないね。

それと、登場人物の魅力が作者に依存する云々も詭弁だね。ハーレム女を好きになるかどうかも、その設定にかかわらず作者しだいだなんて、よく言えるなぁ。

逆にして考えればわかると思うけどね。
ハーレム作品1000本と、非ハーレム作品1000本。
女が気に入る男性主人公が多いのはどっちか?
ジャンルに依存せず、作者にしか依存しないなら、
サンプル数増やせば、どっちも同じになるよね。

こういう当然のことを理解できないあたり、君は女?w

匿名 さんのコメント...

ジェンダーと少女漫画が出てくるとどうしても吉田秋生を思い出す。

過去に(痴漢やいたずらなどで)異性の手により傷ついた女性・男性の復讐であったり、恋であったり。
同性間の憧れや恋であったり。
彼女の漫画は女性キャラも男性キャラもそれぞれ性の問題で悩み揺れ動いている。

匿名 さんのコメント...

「愛すべき娘たち」が読まれてて驚いた
あれはいい話だよなあ。
他の国の人がよしながふみ作品を読んでどう思うのかって興味あるな

匿名 さんのコメント...

大奥も翻訳されてるはず
反応知りたいね

匿名 さんのコメント...

>>8

確かアメリカに限っては、女性管理職の割合は日本とたいして変わらなかったと思うぞ。

匿名 さんのコメント...

何だかよく分からないが
>>20が主人公が魅力的なハーレム少女漫画を描いてくれるということでよろしいか

匿名 さんのコメント...

>つまり、アニメやマンガでの小さな女の子を性愛対象にしてしまうこと。
外人は大嘘をつくなぁ・・・と思ったがそうなのだろうか・・・。

http://moratorium.livedoor.biz/archives/2136017.html

匿名 さんのコメント...

>>16>>19
ネットでは少女漫画への偏見が強い人が多いな
市場規模が小さい分、少年漫画より幅広くて多様なジャンルだと思うけど
名作と言われる作品は、恋愛より人間がテーマなものの方が多いんじゃないか
最近は細分化して他のジャンルに流れてる気もするけど

匿名 さんのコメント...

少女マンガはもっと評価されるべきとか思ってるんだが、
比較的アニメ化しづらい内容なのも知名度上がらない理由の一つなんだろうなあ
90年代なんて特に、面白い少女マンガいっぱいあったのに
魔法でも使って商品展開できるような内容じゃないとアニメにされなかったよね

カレカノやこどちゃなんて別に珍しいものじゃないのに、
「少女マンガなのに読める」とか「少女マンガだけどこれは好き」とか「これは少女マンガじゃない」とかさんざんな言われようだった

>>16
少年漫画でもそういう平凡な主人公がモテモテな話はあるし
少女マンガにもそういうの以外の話はあるんだよ
少年漫画についてよく知らないのに「少年漫画ってこうだから~」とか言われたらイヤじゃね?

匿名 さんのコメント...

あーあと心理描写多いとアニメの構成と相性悪い?のかな?
もっとわかりやすい描き方(悪い意味じゃないよ)の方がアニメとして動かしやすいんだろうな

少女マンガをアニメにしたら少年マンガみたいになってることもあるよね
夏目友人帳とか

匿名 さんのコメント...

欧米じゃ日本は男尊女卑じゃないと困るんだよ。自分の国よりも酷いですよーって言いたいの。
少女マンガのアニメは主流ブームにはならなくても、何年後でも万人が楽しめる作品になる、コアなパロネタで釣る萌えアニメよりもね。
少女漫画だから~って偏見は小学生男子が女の子っぽいものを恥ずかしがる心理だろうからむしろほほえましいわ。

匿名 さんのコメント...

>>8
>>でも社会的に出世できるか出来ないかといえば、
欧米の方がはるかに社会的に出世できる道が開けているといえるだろうね。

欧米は階級社会です。下層階級に生まれたらまともな教育だって受けられません。例えば産業用ロボットは日本が世界で最も稼動してますが日本ではロボット導入に労組は全く反対しませんでした。これは日本の数学教育のレベルが欧米より遥かに高く、かつ平等であるためロボットを導入しても工場労働者はロボットを管理する技術者に転向できますが欧米ではそれができません。

中流以上の階級に生まれた女性は下層階級の男性よりそれだけで良い教育を受けられる、知的な労働ができる男性労働者の比率が日本と比べて低いために女性に頼らざるを得ないということも考慮すべきでしょう。

率直に言って欧米は男女平等以前にもっと平等にしなくてはならない部分があるのにそれをおざなりにして男女平等に走ってしまった。日本のお手本でも何でもないですよ。

日本とアメリカの女子プロレスのあり方ひとつ見てもアメリカでは色物扱いでアスリートとして扱われていません。

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